タコ足配線のリスクとは
2024/02/25
1つのコンセントに複数の電気機器をつなぐことを、たこ足配線と呼びます。
たこ足配線をすると、どのようなリスクがあるのかご存じでしょうか。
そこで今回は、たこ足配線のリスクについて解説します。
たこ足配線のリスク
定格電流を上回ると発火する
たこ足配線により、コンセントの定格電流が上回ると発火のリスクがあります。
過電流になると、コンセントや電源タップなどが発熱するので注意が必要です。
トラッキング現象がおきる
トラッキング現象とは、電源プラグにホコリやゴミなどがたまることで、異常発熱や火花放電が生じる現象です。
またプラグに水滴や湿気などがつくと、発熱や発火の恐れがあるので気をつけましょう。
電源コードの劣化によるショート
たこ足配線により電源コードやプラグなどが熱で劣化すると、ショートするリスクがあります。
またタップやコードを折り曲げると、破損や絶縁状態になる可能性が高いので注意しましょう。
コードを束ねた箇所から発火
複数の電源コードを束ねて使用すると、コードが加熱して発火のリスクが高まります。
たこ足配線は、複数の電化機器をつなぐと熱が溜まりやすくなるため気をつけましょう。
まとめ
たこ足配線によるリスクは、以下のとおりです。
・定格電流が上回ると発火する
・トラッキング現象が起きる
・電源コードの劣化によるショート
・コードを束ねた箇所からの発火
コンセントや電源プラグなどの使用状況を見直して、正しく使用することが大切です。
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